Portugal/Algarve's Life(ポルトガル・アルガルブから)

ポルトガル・アルガルブ地方の町、Praia da luzでお菓子屋経営 & ときどき旅日記

江戸川乱歩の作品群

Kindleを購入してからというもの、今まで名前は良く知っていたけれど、実はちゃんと作品を読んだことがなかった、という作家がたくさんいることに、改めて気づかされました。

 

「江戸川乱歩」もその一人。

 

彼の作品といったら、僕にとっては明智小五郎と怪人二十面相、そして少年探偵団。

このシリーズは、小学生の時にほとんど全て読んだはず。

それからむか~し、どの時間帯だったかは忘れたけれど、「~の美女・~殺人事件」なんていうタイトルの付いた、天地茂主演のテレビ番組を見たことがあるくらい。

 

でも、よくよく考えてみれば、怪人二十面相と少年探偵団なんて、子供用に書かれたもので江戸川乱歩の本筋ではないんですよね。

 

そういえば、美輪明宏さん主演で有名な「黒蜥蜴」も江戸川乱歩ですよね。

 

黒蜥蜴

黒蜥蜴

 

これも読んだことがないので、さっそくKindleにダウンロード。 

 

しかも、今年2016年は江戸川乱歩没後50年で、著作権が無くなる年だそうです。これから彼の作品が安く、または無料で読めるようになるという事でしょうか。

 

デビュー作「二銭銅貨」や、明智小五郎が初登場する「D坂の殺人事件」などを、今更ながらに新鮮な気持ちで読んでいますが、その中でも最近、特に衝撃を受けたのがこの作品

「芋虫」⇓

 

芋虫/夢遊病者の死 現世の夢シリーズ

芋虫/夢遊病者の死 現世の夢シリーズ

 

 ミステリーではないのですが、とてもとてもグロテスクな作品です。

 

恐らく、この“グロテスクさ”と言うのは江戸川乱歩のもっとも特徴的な作風の一つ、だと思うのだけれど、この作品のグロテスクさは際立っています。

登場人物の女性が、彼女の旦那にしてしまったあまりにもむごい行為。

旦那が感じたであろう凄まじい痛み。そしてそれを常人のようには体現できない状況。

そしてこの結末。

もう、ぞくぞくっと来ますよ。

 

こちらは、明智小五郎初登場作品「D坂の殺人事件」

D坂の殺人事件

D坂の殺人事件

 

文体が昭和初期らしくて好きです。

 

あまりにも作品が多くて、どれを読もうか迷います。

 

 

 

 

 

 

 

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