Portugal/Algarve's Life(ポルトガル・アルガルブから)

ポルトガル・アルガルブ地方の町、Praia da luzでお菓子屋経営 & ときどき旅日記

とにかく、やたらに長いポルトガル人の名前。

    

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名前に対する考え方、価値観などはもちろん国によって色々だろうが、ポルトガルではどうだろうか。

 

最近、日本ではキラネームなどと言って、かなり奇抜な名前(その良し悪しは別として)も増えてきたのではないかと思う。

フランスでも移民の影響などから、明らかにフランスの典型的な名前ではない、一見するとすぐには読めないような、アフリカ系やアジア系の名前も見受けられる。

そして、ポルトガル人の名前である。

これが無意味に(というのは私見)長いのである。

しかも、みんなほとんど名前が同じなのである。

 

男性名に限ってみると、ざっと、

António(アンニウ),

Manuel(マヌゥ),

José(ジョ

João(ジョアオ),

Luís(ルシュ),

Tiago(チグ),

Vascoヴァシュク),

Fernando(フェルンドゥ),

Pedroドゥル),

Miguel(ミウ),

Filipe(フィップ)...

 

と、ほとんどのポルトガル人が、ここに挙げた10個ほどの名前のどれかに当てはまってしまうはずである。

それくらい、みんな同じ名前なのである。

 

その理由の一つに、まず誰もが2つも3つも名前を持っていることによる。

Luís Pedro Manuel だの José António Rute だの、やたらみんないくつも名前を持っているので、ポルトガル人が2人いると上記した名前がどれかがたいてい重なるのである。

 

「~さんの家のJosé知ってる?」

「あそこにはJoséが3人いるけど、そのうちの誰のこと?」

 

「あなたの名前は?」「João。」

後日、別の人に、「あなたの名前は?」「João。」

更に後日、たまたま知り合った女性から「こちら私の旦那。名前はJoão。」

「・・・・・・」(もうほとんど覚える気なし)

 

 

今日、聞いた女性は5つ名前を持ってました。

 

そして苗字(ポルトガルポルトガル語でApelido)。

慣習なのか法的な決まりなのか知らないけれど、結婚をすると男性、女性どちらかの名前になるのではなく、両方の名前が合体します。

Calvalho姓とSilva姓が結婚をすると⇒Calvalho de Silva になります。

 

だから、例えば

Luís(名) Miguel(名) Silva(姓) さんがCalvalhoさんと結婚すると、

Luís Miguel Calvalho de Silva さんになります。

更に、息子が生まれると自分と同じ名前を与え(普通に行われる)+ もう1つ新しい名前を付けて、

Luís Miguel Fernades Calvalho de Silva になったりします。

日本で山田太郎さんが鈴木さんと結婚して、

鈴木の山田太郎さんになり、息子が生まれて自分の名前をそのまま与え、更にもう1つ名前を上げて、

鈴木の山田博史と太郎、になるような感じです。夫婦別姓どころの話じゃない気がします。

 

そのまま、その子供が結婚して、そのまた子供が結婚して、となったら名前はどうなるのだろう。謎です。

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また、ポルトガル人から聞いた話では、ポルトガル語で外来語や略語のみで使われる(カッパ)や(ダブリュー)などのアルファベットは名前には使えないのだそうです。

 

日本でも子供の命名に使えない漢字があるのと同じようなものですね。

 

 

 

 

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