Portugal/Algarve's Life(ポルトガル・アルガルブから)

ポルトガル・アルガルブ地方の町、Praia da luzでお菓子屋経営 & ときどき旅日記

偶然のTrujillo(トゥルヒーリョ)とParador Trujillo(パラドール・トゥルヒーリョ)

ということでポルトガルからスペインへ出発する直前に、Mérida(メリダのパラドールでは駐車料金が19€(およそ2,200円)もすることが分かり、他に同じエリアにパラドールがないものか探すと、Cáceres(カセレス)とTrujillo(トゥルヒーリョ)にそれぞれ1つずつ。

このうちCáceres(カセレス)のパラドールには一度行ったことがあるので、もう一つのTrujillo(トゥルヒーリョ)のパラドールを調べてみるとなかなか良さそうな雰囲気。

www.parador.es

「良し、OK!」

ということでこのパラドールを予約。この時点ではTrujillo(トゥルヒーリョ)はただ泊まるに行くだけの場所、でした。

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Mérida(メリダ)から車で約1時間。

 

無事、パラドールを見つけ車を止めると都合のいいことにパラドール入口の前は原っぱ。

犬の散歩に完璧。これだけで既にこちらのパラドールに変更して良かった、と思いまた。

車はそのままパラドール入口近くに止めたけれど(既に数台が止まっていた)、ホテル専用の駐車場が別にあり、そこに止めると幾らか料金がかかるようです。

日はすでに暮れていたけれどチェックインする前に犬の散歩を済ませてしまおうとそのまま犬を連れてぶらぶらと歩き始めました。

しかし、この時点でもう町の雰囲気に魅了され始めていました。なんだか石畳やら石の塀やら迷宮のように入り組んだ道やらいい感じだよ、ここ。

と、右も左も考えずに歩いているとこの町のメインの広場に到着。

クリスマス前のイルミネーションでそれはそれはきれいでした。

こんな光景に出くわすとは露とも思わず、カメラは車に置いてきたまま。後悔しました。まだまだカメラマンを名乗る日は遠いです。

明日、出発が多少遅くなっても良いからこの町を観光しようと誓い、そのままホテルに帰りチェックイン。

 

そしてこのTrujillo(トゥルヒーリョ)のパラドールも見事に期待に応えてくれました。

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パラドールはそのコンセプトとしてスペイン全土に94(2016年)存在するパラドールを、

  1. ESENTIA(歴史的建築物を利用したもの)
  2. NATURIA(自然に囲まれたもの)
  3. CIVIA(シティーホテル)

の3つのカテゴリーに分けています。このうち僕がパラドールとして泊ってみたいのは1と2のカテゴリー。

3に関してはパラドールのクオリティーに一切疑問はないけれど、あえてパラドールでなくても良いでしょ、と思ってしまうのです。

特に1のESENTIAは日本はもちろん、他のヨーロッパの国でも恐らく見られないコンセプトなのでいつもとても興味をそそられます。

日本でいえば、五稜郭、二条城、伊勢神宮首里城などの一角をホテルとして利用する、てな感じですかね。もちろん、建物自体が何も歴史的に有名である必要はなくて、放っておいたら廃墟になってしまいかねない歴史的建造物をホテルとして再利用した点は見事です。

 

このTrujillo(トゥルヒーリョ)のパラドールは修道院だったものをホテルに改築したものです。

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入口の門をくぐるとこんな感じ。この左手にレセプションがあり、そこでチェックインを済ませて奥へ入ると、

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中はこんな感じ。(この写真はピンボケになってしまった…)

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この中庭を取り囲むように回廊があり、一階は朝食用・夕食用2つのレストラン、バーなど。2階に上がると部屋があります。

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こちらが部屋のある2階。

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2階から中庭を見下ろす。

夏にはこのスペースもバーやレストランに使われるのでしょうが、この時期はもちろん使われていません。

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こんな自由にくつろげるサロンもありました。

(ちなみに写真は昼間撮ったものと夜撮ったものが混在しています。)

 Estremadura(エストレマドゥーラ)と言ったらJamón ibérico(ハモン・イベリコ=イベリア種黒豚ハム)。

基本的に写真を撮りながら食事をするのはあまり好きではないので、料理の写真はありませんが、とても美味しかったです。

特にここTrujillo(トゥルヒーリョ)はJamón ibérico(ハモン・イベリコ=イベリア種黒豚ハム)が生産されるEstremadura(エストレマドゥーラ)と呼ばれる地域の中。ここに来て黒豚を食べないわけはない。

料理は前菜から主菜までオール黒豚でした。

そして、このイベリア黒豚ハムの中でも最高級品質がBellota(ベヨータ)

 Bellotaとは「どんぐり」という意味で、このどんぐりを主に食べて育った黒豚の肉は他では味わえない風味が付いているのです(日本のどんぐりとは品種が違うらしいが)。

Jamón ibérico(ハモン・イベリコ=イベリア種黒豚ハム)ならどれも同じ、ではなくこの「Bellota」と書かれているものが最高級品です。

もちろん、味の良し悪しは主観的なもの。バイヨンヌのハムもパルマハムも美味しいけれど、僕にとって一番おいしいハムと言ったら迷わずこの'Jamón ibérico bellota'です。

 ついでにパラドールの宣伝を

www.parador.es

 もし個人でスペインを旅行されパラドールに泊まる、特に頻繁にパラドールを利用されるというのであれば、パラドールのポイントカードAmigos card と持つことをお勧めします。

個人で予約をされる時、Amigo card を使って予約を入れれば、その都度ポイントが貯まり、一定数のポイントが貯まればそのポイントを使って宿泊できるのはもちろん、パラドールに泊まる度にウェルカムドリンクが付き、夕食・朝食付き特別料金が利用可能になり(予約時に選択)、ホテルをチェックアウトする際にパラドールのレストランでの食事の割引券をもらえたり、かなりお得感満載の特典が得られるようになります。

 

最近、スペインでは美味しいものが食べられるレストランの割合が増えてきているように思えるけれど、パラドールも然り。これまで10を超えるパラドールに泊まって来たけれどハズレはありません。

この辺りはポルトガルのポサーダはもう少し頑張ってほしいところです。

 

ということで、翌日は急遽Trujillo(トゥルヒーリョ)観光です。

 

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