Portugal/Algarve's Life(ポルトガル・アルガルブから)

ポルトガル・アルガルブ地方の町、Praia da luzでお菓子屋経営 & ときどき旅日記

アルガルブにもうすぐIKEAオープン

アルガルブの国際空港があるFaro(ファロ)とい街のすぐ隣りLoulé(ロレ)についにIKEAがオープンする。

portugalresident.com 

IKEAがオープンすることで地元の商店が被害を受ける、そんな反対意見も聞いてもちろんその意見にある程度の正当性はあると思うけれど、それでも僕はこのIKEAオープンを歓迎したい。

IKEAがオープンすることで雇用が生まれる、という経済面での話はもちろんあるけれど、それにも増して、外から新参者が来ることによってここアルガルブ新しい空気が入って来ることに期待しているからです。

住んでみて分かるアルガルブの問題

ポルトガルはここ数年、リスボンポルトはヨーロッパで一番人気の旅行先に選ばれたり、新しい観光スポットができたりしているが(ちなみにリスボンには既にIKEAがあります)、それは逆に見るとリスボンポルトだけの話でその他の地域は完全に置き去りにされている現状があります。

特にひどいのが僕が住むポルトガル・アルガルブ

ポルトガルリスボンですべてがことが行われる完全中央集権型なので、例えば銀行口座1つ開くにも時間がかかる。

アマゾンなどの通販で例えばフランスで何かを買い、それをここアルガルブに送ってもらおうとしてもリスボンまでは問題なく届いてもそこからアルガルブまで荷物が送られてくるのに何週間もかかったり、最悪は住所不定で荷物が送り返されたり。アルガルブだけ別の国で実はポルトガルではないのではないか、と思いたくなるようなことが度々起こるのです。

そして、アルガルブは暖かい気候と海に面しているところからポルトガル人にとっても完全に夏休みにバカンスに行く場所、というイメージが定着していて、それ以外にはほとんど何もないような扱いを受けています。

しかし、実際に住んでみるとアルガルブの魅力は夏よりもむしろ冬にあることが分かります

夏はざっくり行ってしまえば黙ってても暑くて海があるから人は来るのです。

でもアルガルブの本当の良さが分かるのは冬。その温暖な気候でほぼ一年中、マウンテンバイク、乗馬、トレッキング、キャンプなどのアウトドア系スポーツが楽しめ(イギリスやドイツ人、北欧の人たちにしたらアルガルブの冬は春と同じ)、同じくその穏やかな気候で色々な野菜やフルーツの栽培ができるはずなのです。アボガドやマンゴーも育つ。つまり今時流行の健康志向を前面に押し出すことが可能なのです。

アルガルブの魅力は海だけではないのです。

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確かに外国人が多いが… 

でも当のポルトガル人が(ポルトガル政府が)アルガルブが気候的にいかにヨーロッパの中でも恵まれた条件にあるか分かっていない様子。行政の煩雑さも手伝って、色々な 可能性があるのにそれが全く生かされていない。

逆にその温暖な気候に目をつけ40~50年前からこの土地にやって来るようになったのがイギリス人。ゴルフ場から弁護士、税理士、学校など完全にイギリス人コミュニティーを気づきあげています。それからドイル人やオランダ人、東欧、最近ではフランス人やスカンジナビアの人たちも来るようになりました。

そんななのでアルガルブはポルトガルらしくない、という批判の声も時々聞くし、その言い分は分かるけれども同時に彼ら外国人がいるからこそアルガルブはある程度の水準を保っているし、ここに住むポルトガル人もその恩恵を受けている、という現実も忘れてはいけません。

 

そんな一種、停滞感が漂うアルガルブにIKEA登場です。

僕は素直に歓迎します。

 

 

 

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